加圧トレーニングは、血流が制限されているため、軽い負荷のトレーニングを行っているにも関わらず、脳はものすごく強い負荷がかかっていると錯覚し、まず最初に速筋を活性化し始めます。脳が錯覚をしているだけで、実際には軽い負荷なので、当然繰り返し行うことが可能です。しかし、速筋は持久力がないため、遅筋を鍛える際に行っているような、長時間繰り返して行うトレーニングには耐えられません。すると、脳は速筋だけでは耐えられないと判断し、遅筋に応援をするように命令を出し、両方の筋肉を活性化し始めます。このようにして遅筋と速筋が同時の活性化するという、通常のトレーニングではあり得ない現象が起こるのです。