主食といえば

・・・と質問すると、大半の方がご飯かパンと答えると思います。

 

ということで今回は、ご飯とパンはどっちが太るかをコラムにしていきたいと思います。

 

主食(穀物)の2大メニューはご飯派とパン派に別れますが、ご飯もパンも過剰摂取すれば、どちらも必ず太ります。

 

ご飯やパン(炭水化物)を摂取すると、急激に血糖値が上がります。急激に上がった血糖値を下げるため、インスリンというホルモンが膵臓から分泌されます。血糖値はインスリンによって抑えられます。しかし、このインスリンには脂肪を蓄える働きがあります。

ご飯やパン(炭水化物)を食べると血糖値を抑えるため、インスリンが分泌され、食べ過ぎた場合、摂取しすぎて余分な糖質(栄養素)を脂肪として蓄えてしまいます。

炭水化物は人のカラダを動かすためのエネルギー源となりますが、ご飯やパン(炭水化物)を過剰摂取すると脂肪を蓄えて太ってしまう原因のひとつになります。

 

ご飯のカロリーは普通盛りで約250kcal、小盛りで約200kcal。食パンのカロリーは6枚切りのパン1枚で約160kcal、8枚切りのパン1枚で約120kcal。
自分自身が摂取していいカロリーを把握して、過剰摂取を防ぎましょう。

 

ここから、重要になってきます。

ご飯やパンを選ぶとき、精製度の高い、白いお米や白いパンなどの白穀物ではなく、精製度の低く食物繊維が多く含まれる、玄米や発芽米、全粒粉のパンなどの黒系の穀物を選ぶように心がけましょう。

食物繊維が豊富に含まれているため、食べごたえがあり、消化吸収がゆっくり進むので、過食や脂肪蓄積を防ぐことができます。

過剰摂取をすれば、どちらも太りますが、ご飯・パン、両者ともそのものだけを食べる分には、カロリー的には同じくらいです。

しかし、ご飯のお供には、梅干しや鮭、漬物など、塩分高いものが多く、ムクミやすくなるため注意が必要です。

またパンのお供にも、甘いジャムや、バター・マーガリンなどの糖分、油分などのカロリーが高いものが多いので注意しましょう。