グロインペイン症候群とは
和名で「鼠径部痛症候群」と呼ばれていて、一つの症状に対する名前ではありません。
「恥骨結合炎」「内転筋腱障害」「腸腰筋の機能障害」「鼠径管後壁欠損」「スポーツヘルニア」「外腹斜筋腱膜の損傷」、などの障害を総称して「グロインペイン症候群」といいます。
簡単にまとめますと、股関節まわりが痛む症状を指します。
グロインペイン症候群の原因
- 体幹から股関節周辺の筋肉が固い
- 股関節を不自然に動かすことが多い (スポーツでは主にサッカー)
- 股関節周りの筋力低下
- 足首のねんざ
- 足の打撲
- 足の肉離れ
- 腰痛をもっている
等の原因があげられます。
※主に10代~30代のサッカーをしている人が発症しやすいようです。
グロインペイン症候群にかかったサッカー選手
- 中田英寿選手
- 中村俊介選手
- ジネディーヌ・ジダン選手
- 箕輪義信選手
- ディエリ・アンリ選手
- 田口泰士選手
グロインペイン症候群の症状
個人差はありますが、股関節周りが痛いのが主な症状ですが、運動をしていないときは痛みが引いてくるのも特徴です。また、運動を再開すると痛みだします。
グロインペイン症候群の施術には、カイロプラクティックが大変有効です。
カイロプラクティックでは、鼠径部に負担をかけている筋肉の調整をしていきます。その後に骨盤、脊柱のバランスを整えて鼠径部にかかる負担を軽くしていきます。
さらに、日常のケアをするためにストレッチやトレーニング方法をアドバイスしていきます。
グロインペイン症候群は放っておくとひどい場合、手術になる事もあります。スポーツや日常で鼠径部に違和感を感じたら早めに相談してください。
グロインペイン症候群になってしまったら安静とケアが大切です。